年末・お盆の大掃除は無駄!?
無駄というのは大掃除の意味がないということではありません。大掃除にかかる時間が無駄だということです。
普段あまり掃除をせずに、年に1、2度の大掃除だけをするという「まとめてやる掃除」は両立主婦にとって最も時間の無駄な掃除のやり方です。
一見まとめた方が時間短縮になるような気がします。
しかし、汚れたままにしないことでも紹介していますが、今まで蓄積された汚れをいっきに掃除するというやり方の大掃除は、とても効率の悪い掃除方法なのです。
一日たった一カ所!の掃除をしていれば力を入れずにキレイになり、時間もかかりません。
大掃除のようにまとめて掃除をするよりも、定期的に掃除する方がずっと時間短縮になるということです。
食事に関する家事と違い、掃除という家事はしなくても済んでいく家事です。削ってしまいがちな家事だけど、ほかっておくと無駄ばかりを招いてしまう家事でもあります。
ご飯の支度と同じように、毎日無理のない程度に少しずつすれば、大掃除なんてする必要がなくなるのです。
年末の大掃除よりもお盆の大掃除の方が大切
年末の大掃除とお盆の大掃除、どちらが重要だと思いますか?
どちらが大切かと問われるならば、大抵の人が年末の大掃除と答えるでしょう。
一年の汚れを落とすと言う意味ではそうなのかもしれません。だからなのかお盆の大掃除をしない家庭が増えています。
どちらかを無くすとするのであれば、お盆の大掃除よりも年末の大掃除の方です。
というのは、夏終わりから、秋、そして冬の始まりの汚れ落としをすることになる年末の大掃除よりも、本番を迎えた冬、春、カビの生えやすい梅雨時期を越したお盆の大掃除の時の方がずっと汚れがひどいからです。
現に定期的な掃除でもお風呂場や洗面所は、春から夏にかけての梅雨の時期は頻繁に掃除をし、秋から冬の時期は掃除をする間隔をあけています。
必要な時期に必要な掃除をするというのが上手な掃除の仕方になり、無駄な時間を省くことになります。
家庭によって汚れる場所や汚れる時期は同じではありません。各家庭にあわせて掃除の間隔を決めたり、大掃除の意味を見直すことが大切なことだと思います。