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掃除に関する時間の節約の基本 -掃除がしやすい環境作り-

汚れたままにしないこと

 気付いた汚れはその場で落とすことが、掃除時間を短縮させるコツです。
場所や状況にも違いがありますが、なぜすぐに対処をする方が良いのか、ホコリを例に少しお話をします。

 毎日の生活汚れで現代の住まいに多いのは、綿ボコリです。

 衣類などから出たばかりの最初のホコリは空気中を舞っています。
その空気中に浮かんでいるホコリは、床や壁や棚などに時間をかけて落ちていきます。
当然その段階のホコリは乗っかっているだけで、こびりついたりすることはありません。
しかし、そのホコリを放置しておくと空気中にある油分や水分などとくっつき、軽く拭いただけでは取り除けない頑固な汚れとなっていくのです。

 さっとふき取るだけで取り除ける簡単なホコリか、まとめることによって落ちにくくなった汚れを力と時間をかけて落とすか、どちらが効率が良いと思いますか?

掃除の無駄を省くという観点から言うと確実に、汚れはその場で対処する方が効率が良いのです。

 さっと掃除が出来るように、汚れやすい場所には雑巾などの掃除道具をすぐ使えるように、目の届くところに片付けて置くなどの工夫をすると良いでしょう。

狭範囲の短時間定期的掃除

 これは、家中の掃除ヵ所を狭い範囲で区切り、毎日一カ所ずつ掃除するということです。
狭い範囲なので短時間で済みます。この方法だと忙しい朝の時間にでも出来てしまいます。

 何事も「まとめる」ということは効率の面からとても優れた方法です。
しかし、掃除に関しての「まとめ掃除」はタブーです。
前記で紹介した通り、まとまった汚れはたくさんの手間が生じます。

毎日一カ所で良いので、短時間で済む掃除を定期的に続けることは、結果的に1ヶ月単位で見ると、家全体を掃除したのと同じような循環をキープできるということになります。

「キレイ!」という満足感を得る

 誰でも掃除はしたくないものです。
だから掃除をしようと腰をあげるにはかなりの精神力が必要です。

 毎日忙しくあれもこれもと両立しながら掃除を続けていくためには、何か形として表れる成果が得られなくてなりません。

 それは「キレイになること」。キレイにならないと掃除は続かないし、掃除する意味がないような気がしてきてしまいます。

 まとめて掃除だと、どうしても汚れが落ちきらないところが出てきます。年数が経つにつれて掃除しても「うわっっキレイ!!」と言えなくなってしまいます。するとやる気がなくなる・・・しなくなっていまう。

その点、一日一カ所でも定期掃除をしていれば、簡単に「キレイ!」という満足感を得ることが出来るのです。

見せない収納を心がける

 どんなにキレイに収納しても、見せて収納してあるものにはどうしてもホコリがたまりやすく、定期的な掃除が必要です。

 日常生活で使用する様々なものの使用頻度を考えて、使用頻度の低いものは隠して収納することが掃除をしやすくします。
また、床や棚などにモノがある場合どけて掃除をしますが、「どけて掃除して、元に戻す作業」も掃除を面倒くさくさせる元です。
 クローゼットなどに空きがあればその場所を使い易く収納し利用したり、布などで目隠ししたりするとホコリが目立つ場所が減って掃除回数も減ります。
使いやすいだけではなく、掃除しやすい収納が忙しい主婦には大切な収納方法です。
見せる収納ではなく、見せない収納が掃除時間を短縮させる最も基本です。

お手入れ方法の書いてある取扱説明書は常に手の届く所で保管しておく

 誰でも掃除はしたくありません。
ただでさえやりたくない掃除なのに、掃除の仕方が分からないともっとやる気が出ないものです。

 電化製品や家具など、どんなものにも「取扱い説明書」が付いています。
購入した時に、操作などのページを大抵の人が見ると思います。大体のことが分かれば、その取り扱い説明書は片付けてしまいます。

 この取り扱い説明書にはお手入れ方法も一緒に載っていることがほとんどです。
購入したときには、お手入れ方法のページを見ることはありません。随分前に片付けてしまった取扱説明書を、掃除する時に取り出してみるのは面倒に思ってしまいます。すると掃除をする気持ちは沸いてきません。

 そのお手入れ方法のページにはとても細かく丁寧に、図を用いて分かりやすく書いてあります。
そのとおりに掃除すれば手間が省け、掃除の時間短縮にもつながります。

 今では、お手入れ方法だけ別の冊子になったものもあり、保管しやすくなっています。
お掃除道具を揃えるの同じように、掃除方法が分かる取扱い説明書も掃除箇所の近くにまとめて保管しておくとずっと掃除がしやすくなります。

お手入れ方法が表示されているラベルははがさない

 お風呂場や洗面化粧台など、掃除方法が書かれたラベルがそのものに貼ってあることがあります。
わざわざ掃除方法が書かれたラベルが貼ってあるということは、定期的に掃除が必要だということです。
そのラベルを剥がさず、定期的に掃除するようにすることが大切。

掃除内容から掃除する時間を決める

 家事全般、子供と一緒はとっても時間がかかると考えていますが、掃除内容によっては子供と一緒にできる家事もあります。(参照 家事しながら育児)

 たとえば、床の拭き掃除。
親のマネをしたがる時期だと、雑巾を渡すと一緒に拭くマネをします。「上手にできるね」などと言いながら、子供は遊びで、ママは真剣に床掃除。
子供も楽しいし、ママも楽しい。とっても良い時間の使い方だと思っています。
必ずしも家事は子供が寝ている時にするものではないのです。(家事しながら育児参照 床の雑巾がけをしながら競争遊び)

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