室内エレメント バーチカルブラインド
住まいの室内エレメントの中で、窓際を演出するファブリックはお部屋の雰囲気を大きく左右する大切なもの。
ドレープ(カーテン)が主流だった頃とは違い、今では形体も開閉方法もさまざまで、たくさんの種類から選ぶことが出来ます。
その中でも最近リビングに多く使われている、縦にぶら下がったスラットを左右の開閉によって採光を調整するバーチカルブラインドがあります。
縦のラインがシャープな感じを演出し、お部屋に縦の広がりを与えてくれます。
バーチカルと言えばオフィスをイメージしますが、住宅にぴったりな柔らかな感じのおしゃれなデザインの物がたくさん出ています。
左右どちらからでも開閉できるなど、機能性にも優れています。
バーチカルブラインドのお手入れ
良いことづくしのバーチカルブラインドですが。ドレープ(カーテン)のように簡単に出来ないのがお手入れ。
難しい・大変と思いがちのお手入れ方法ですが、手順さえ間違わずに準備すれば、自宅の洗濯機でも洗えるタイプのものもたくさんあります。(注意:取扱絵表示に従ってください。)
一般的なお手入れ方法をまとめました。
スラットのお洗濯
ウォッシャブル性能のあるスラットは、取り外してご家庭の洗濯機で洗濯できます。
1.スラットの取り外し
@スラット下部のボトムコードを取外し、ハンガーレールからスラットを取外します。
ボトムコードとは、
肝心なボトムコードの画像がないのですが、バーチカルブラインドにはボトムコードというのがついています。全てのスラットの足元はボトムコードという紐で連結されています。
ちょっと面倒なのですが、このボトムコードを一つ一つ取外します。ボトムコードのないタイプはそのまま。
30本あるスラットをバサバサ外していくと、こんな感じ。
Aスラットからバランスウェイトを取外します。
全てのフラットについているこの重しを全て取外します。
2.スラットの洗濯
Bスラットを10枚程度まとめて、スラットハンガーにヒモ(ご自宅の物で)を通して束ねます。
Cスラットハンガーを中心に巻き、巻きがほどけないようネットに入れます。
(ネットが大きい場合は、スラットの束を軽くヒモで結んでネットに入れてください。)
D洗濯機に入れて弱水流で洗濯してください。
E洗濯後はスラットにシワがよらないようにして自然乾燥をしてください。
(シワがよってしまった場合は、アイロンをかけてください。)
※漂白剤の使用は避けてください。
※生地の一部が汚れた場合は、洗濯の前に汚れた部分を軽くたたき洗いしてください。
※洗濯・アイロンの際には「取扱絵表示」に従ってください。
3.スラットの取付け
Fバランスウェイトを元の通り生地に取付けます。
Gスラットを取付けます。
私の場合、脱水後元あったリビングのハンバーレールに取り付け吊るして自然乾燥させています。
Hボトムコードを取付けます。
普段のお掃除は、取り付けたままで・・・
おしゃれなお店でお気に入りのファブリックを