土地探し
土地探しへのこだわりと思い
土地・住まいへのこだわりには
安くて広い土地が欲しい。・・・車4台駐車可能、庭有り、建坪最低40坪・・などなど。
南面道路の土地。
南面に間口が広い土地。
子育てに最適な土地。
駅が近くにある土地。
慣れ親しんだ土地。
・・・と挙げだすと、希望条件はさまざまです。
それは私たち家族も例外ではなく、たくさんの希望を頭に描いて土地探しをはじめました。
土地探しを振り返って、ただ一言、予想以上にというか全く的外れな大変なことでした。
住まいやインテリアのこだわりはのちのち述べるとして、ここでは土地探し苦労話をお話します。
まずは土地探しの一番のこだわり、「 安くて広い土地が欲しい 」が一番の難題でした。
結果土地探しに費やした時間は1年以上、精神的にも肉体的にもいろんな意味でハードな現実にぶち当たるとても大変な時期でした。
私たち夫婦の生活のスタートは、当時私も勤めていた、旦那の会社の社宅暮らしからでした。
その社宅というのは、築25年以上という、いわゆる・・・オンボロ。
いろんな憧れやイメージを持って結婚した新婚の私には、とても耐え難い空間でした。
その時に誓った、「結婚してから5年間は社宅暮らしで我慢する。でも絶対5年後には自分の家が欲しい。」
私と旦那の夢はこれ以上でも、これ以下でもなく、延長はまったく考えていませでした。
そんな強い思いが日々の両立生活の活力となり、励みになっていました。
幸い社宅暮らし4年目になるころから、マイホームについて具体的に動き出すことができました。
とは言っても、4年ソコソコで貯まる金額には限りがあり、狭き門からの出発となりました。
狭き門というのは、言うまでもないですが「予算」のことです。
これから莫大にかかる住宅費用などを考え、初めから予算オーバーは避けたい。
絶対譲れない土地探しの条件は、自分たちに見合う予算の土地探しすことでした。
旦那と私の中に土地探しに歩み寄りという形での妥協がなかなか出来ず、本当に苦労しました。
ICである私はほぼ素人でも建築・インテリアにある程度の知識があります。
強い思いのある住まい空間の要、土地購入という、一生に一度の買い物を妥協という言葉で逃げることが出来ませんでした。
自分たちでも気づいている矛盾する無謀な希望、「広い土地を安く購入する」。という条件を最後の最後まで諦めることができず、一年という時間がかかることになったのです。
結果、私たち夫婦の強い武器である「自分の夢が叶うなら、時間も苦労も惜しまない」という性格が、良い結果を導いてくれました。
全てのこだわりや希望を叶えることは出来ませんでしたが、自分たちの思い通りに近い面積の土地を納得のいく値段で購入することが出来ました。
土地探しを終えて思うこと
一生の買い物だからと言っても、長期戦になるとイヤになってしまったり、まぁいいやという気持ちになってしまいます。
自分だけなら何とか乗り越えられることでも、夫婦一緒の作業となると、確実に違う要素が絡み合って、夫婦存続の危機を迎えかねないことだってあり得ます。
しかし、もし諦めてしまったら、私たちは、今住んでいるこの土地と出会うことはなかったと思います。
本当に望むものならば努力次第できっと叶います。意欲というか、執念というか、そういう強い思いを途絶えることなく持ち続ければ、チャンスや出会いはきっと訪れるものだと思っています。
希望通りにいかなかった点があるから言うのではないけれど、それは今では妥協ではないと思っています。自分たちの力でたくさんの土地を探し、目で見て、足で確かめたからこそ現実が分かるり、本当に自分たちに必要な条件は何かが分かってくると思うからです。
土地探し〜住宅完成まで、育児と家事と仕事とIC二次資格の勉強をしながらしかも、妊婦だったという、これ以上ないハードな両立生活でした。そんな観点からも足跡をどうぞご覧下さい。
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