我が家のシンボルツリー、シマトネリコ
最近新築のシンボルツリーとして良く見られる、シマトネリコ。
洋風によく合う、生育旺盛で丈夫な常緑樹で人気の高い観葉植物です。
熱帯育ちですが、寒さには比較的強く、関東から南では庭植えで越冬が可能です。
株元の枝は1本より3本以上あった方が葉が密集して見ごたえがあっていいです。
花は白い小さな花が春に咲きます。
育つスピードが早い方でどんどん大きくなっていくので、植える場所を考えることが重要。
好みの高さに保たせるためには剪定が必要です。
旦那が気に入ったのに遅れて、私も大好きになったシマトネリコ、細かい葉は涼しげでやさしく颯爽とした感じがとても魅力的です。
スタイリッシュな感じがかっこいい数少ない常緑樹なので、我が家のシンボルツリーにぴったりです。
枯らしてしまったシマトネリコ
我が家のエクステリアには3本のシマトネリコが植えてあります。
2本はエントランス付近(←画像です)、1本は南側の庭のセンターにあります。
今ではとっても相性の良いシマトネリコですが、植える場所が落ち着くまでの間、私の不注意でとてもかわいそうなことをしてしまいました。
自分で買い付けをしたシマトネリコは二回に分けて、始めに1本(シマ1号)、一ヶ月ほどあけ2本購入しました(シマ2号・シマ3号)。
シマ1号は購入後すぐに南側のお庭のセンターに植えました。
庭で風にそよぐシマ1号がとても心地よく素敵だったので、ポストの設置ついでにエントランスにも植えることにしました。(←植えてから1年が経った画像です)
ところがエントランスの準備が遅れ、すでに購入したシマトネリコは庭に置いたまま、日にちだけが過ぎていきました。
毎日のようにネットで園芸ショップを覗き、毎週のように園芸ショップに足を運ぶなど私の心は、ガーデニング一色だったはずが、シマ2号・シマ3号を放置してしまっていたのです。仮にでも、土の中に入れてあげないといけないことは分かっているのに、なぜかそれをしずにいたのです。
結果、立派に育っていたシマ2号を枯らしてしてしまいました。
大切なシマ2号・シマ3号を無責任にも、午前中の日差しが強い場所に置いておくなんて・・・これは育児放棄と何ら変わりがないと本当に心を痛めました。
復活させたシマトネリコの成長期
放置されていたシマ2号・シマ3号のうち、シマ3号は、その後すぐに土に入れ、水分補給などの処置で回復しました。
床に伏せってしまうぐらいのショックな出来事と、シマ2号に申し訳なという気持ちから、処分することは出来ませんでした。
枯れ木になってしまったシマ2号の根に賭けてみることにしました。
そしてなんとも素晴らしい復活劇を果たしたのです。
芝の写真を撮った時にたまたま写っていた、元気なシマトネリコ。
この一週間後に、無残な枯れ方をすることになるとは
・・・。
1.6mもあるシマトネリコ、だったんです。
初めに購入した元気なシマトネリコの横で、どんどんカサカサになり、葉を落としていくシマ2号。
急いで土に入れたのですが、緑だった葉はどんどん色を無くしていき、瑞々しさを失っていきました。
自ら葉を落とし切るまで、そのまま見守るつらい日々でした。
実家の母の助言により、根まで枯れていないことに望みを託すことにしました。
まだ根が生きているのであれば、早く復活させるために木を全て土から10cmの長さで切りました。
考え方は分かるのですが、素人にはなかなか踏み込めない決断でした。
切断から1ヶ月がたったころでしょうか。
芽が出てきました。
この喜びといったら、表現のしようがありません。
本当に本当にうれしかったです。
やっぱりまだ、根は枯れていなかったんだなぁと、植物の生命力を強く強く感じました。
この出来事は、後のガーデニングの楽しさを教えてくれる出来事になりました。
それから順調に育ち、他の枯れたはずの切断された枝からも芽が次々に出てきました。
日に日に葉が増え、みるみるうちに枝も伸びていきました。
そのまま夏を越え秋を迎え、驚くほど大きくなったシマ2号。背丈70cmと、購入時の背丈の半分ほどにまで元気に育ってくれました。
こんなに早く復活してくれるとは夢にも思いませんでした。さすが寒さに強く、生育旺盛で丈夫な常緑樹です。
そして、エントランスのシンボルツリーはどうしたかと言うと、始めに購入したシマ1号を植え替えたのと、仮植えしてある無傷だったシマ3号も移動しました。(上記画像)
このシマ2号も移動を余儀なくされています。
枯れそうなのに気づいて急いで庭に植えたのですが、シマ1号がセンターにいたので、その横に植えるしかありませでした。
おかげで位置や間隔を気にしている余裕はなく、この場所のままでは発育の悪影響が心配でした。
ひと夏でこんなに伸びてしまったので、次の夏までにはもともとシマ1号がいたセンターに移動させることにしました。
どんなに上手に移動をしようとしても、大きな機械のない私たちには、手で掘り持ち上げるしか方法はありません。最低でも先端の根は切断しなくてはいけないので、本当はしたくないのですが仕方がありません。
そのまま枯らしていまうことがないように、移動してからの水遣りなどしばらく注意が必要でした。
我が家のシマトネリコは地主の不注意のせいで、何度も移動させられるという危険にさらされ逞しく育っているというわけなのです。
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