とびひ (時期は3歳5ヶ月)
アレルギー性皮膚炎の息子。
幼稚園が始まり、初めて長い時間親から離れて生活するようになりました。体の調子もそうですが、皮膚トラブルも今までのようにすぐに異変に気付くことができなくなりました。
入園して1ヶ月にもたたないうちに「とびひ」。
言葉は知っていたけど、どんな症状になるのか分からず、いつもの掻き毟りという判断で早い対応ができませんでした。
口の下に出来た掻き毟りっぽいたった一つの引っかき傷が写真のようになってしまった。
写真は顔だけですが、頭皮や腕背中に足。体中いろいろな場所に広がっていきました。
結果的に、息子のとびひは私の知識不足と二人目を出産直後で動けないという物理的な理由と病院の診断ミスにより、ひどい状態にさせてしまいなりました。
経過
何日かかけていくつか増えていき、幼稚園から「水疱瘡ではないか」と連絡が入り、初めていつもの掻き毟りではないと気づき病院に行きました。
時間外という物理的理由と、二人目出産直後という理由で、いつもお世話になっているかかりつけの小児科を受診することができませんでした。
初めての小児科に行き、そこで「水疱瘡」と言われ、白い薬をもらいました。
結果的に水疱瘡というのは誤った診断で、とびひだったのです。
ネットで調べる水疱瘡の症状とはぜんぜん違うので、別の小児科で受診して始めてとびひと診断され、別の薬をもらいました。
一向に良くならず、どんどんひどくなっていきました。
3日後、初めてかかりつけの小児科に行きました。
事情を知ってもらったものの、こんなにひどくなってはかわいそうだと言われてしまいました。毎日消毒に通い、幼稚園も1週間休むことになった。
息子には本当にかわいそうなことをしました。
原因と治療法
原因となるのは黄色ブドウ球菌、またはA群β溶血性連鎖球菌。
特に黄色ブドウ球菌は日常生活のあらゆる場所に存在し、除去は不可能。
幼稚園で触れるものからなのか、もしかしたら親の私たちからなのか、どこから菌に感染しているのか分かりません。
息子の場合虫さされや引っかき傷を見つけたら広がる前に薬で傷を抑えていく方法を取る。
アレルギーととびひ
とびひはアレルギーの子になりやすいらしい。
・・・というと誤解があるかもしれないが、アレルギーの子は、そうでない子に比べ肌が傷付きやすいことからとびひには要注意です。
外からの影響に敏感に反応し、掻いてしまう。その引っ掻き傷がから菌が入り込みとびひになります。
梅雨や夏の時期だとちょっとした傷でも治りが悪く、他の傷にとびひの主原因となるブドウ球菌などがうつっていきやすくなります。
親は爪をこまめに切ってあげることと、痒みが強い時、掻いている時に薬を塗ったり、気を紛らせるなどという、いたちごっこな処置の方法をとることしかできません。
この時はまだアトピー性皮膚炎という診断前でしたが、改めて息子の皮膚の弱さを思い知らされ、アレルギーの恐ろしさに対する再認識をさせられました。
水疱瘡 (時期は3歳6ヶ月)
とびひがまだ完全に治っていないうちに、今度は本当に水疱瘡になってしまいました。
これはうちの子に限らず、どの子も必ず一度はかかる病気。
しかし、まだとびひが治っていない時期だったからちょっと残酷にも思えました。
通常の水疱瘡よりもとってもとってもひどくなりました。
水疱瘡の白い薬を塗るのに苦労しましたが、とびひの時の消毒でだいぶ慣れている息子は歯を食いしばり頑張ってくれました。
もうしばらく息子の皮膚に悩まされそうです。
はじめて利用したアレルギー関連のショップ
アレルギーに無縁の私が、息子の皮膚トラブルでアレルギーをことをいろいろ調べ、初めて知ったお店です。
はじめての子育てで、悩み多い時だった頃と重なり、もぐもぐ共和国の「アトピー&アレルギー持ちの子供を育てている「母(わたし)の目線」で選んだ、安心で便利な商品を多数ご紹介しています。」という言葉にとても惹かれました。
母乳育児の大切さから、手作りを中心とした食育を助けてくれるサイトです。